生後4か月で完ミに移行した私の体験談 完ミのメリット・デメリットとは?

ぐりこ

完母?混合?完ミ?
どれがいいんだろう…

生まれてくる赤ちゃんの授乳方針については、誰しもが悩むポイントですよね。

私も初めての育児で、何が正解かも分からず、悩みが尽きませんでした。


私は様々な理由から、娘が生後4か月の頃に混合から完ミに移行しました。


完ミ移行を決断するまでの経緯と、個人的に考える完ミのメリット・デメリットをご紹介します。

  • 母乳量が減ってしまってこのままだと完ミになりそう
  • 完ミに移行したいけどなかなか決断できない

そんな悩みを抱える方の参考になったら嬉しいです。

目次

完ミ移行までの経緯

私の場合、元々は母乳とミルクの混合だったのですが、生後4か月の途中からほぼ母乳が出なくなり、

娘がおっぱいを拒否するようになったため、完ミを決断しました。


せめて生後半年までは混合であげたかったなと思う一方、完ミにしてから色々なことから解放され、

自分自身の気持ちと体力に余裕が出たので、結果的に良かったと思っていますし、今は後悔していません!


母乳が出なくなった原因と、完ミのメリット・デメリットについて、

自分の経験から振り返ってみたいと思います。

母乳が出なくなった原因


①産後すぐから夜間はミルクにしていた


「夜間はミルクにすると長く寝てくれる」

「早いうちから哺乳瓶に慣れさせないとミルク拒否になる」

という話を聞き、生まれてすぐに、夜間は母乳ではなくミルクをあげるようにしていました。


確かにミルクだと長く寝てくれていたため、日中は母乳メイン、夜間はミルクメインを続けました。

ぐりこ

ミルクは楽だし、確かに長く寝てくれました…

しかし、のちに母乳が全然増えないので調べたところ、

夜間授乳が最も母乳分泌量を上げる」という事を初めて知りました。

その事実を知った時には時すでに遅し、私の母乳は減る一方。


夜間授乳をしようもんなら娘がおっぱい拒否で泣き叫ぶので、夜間ミルクを続けるほかありませんでした…。


また、夜間授乳ではなく搾乳だけでも母乳分泌量を増やす効果があるそうですが、

とにかく一秒でも長く寝たい思いが勝ってしまい、夜間は搾乳もしていませんでした。

ぐりこ

結局、母乳を増やすよりも自分の睡眠を
優先したかったのです。

②早々に乳首が傷つき、初期にしばらく直母をお休みしていた


日中はなるべく母乳で頑張っていましたが、授乳体勢が良くなかったのか、早々に乳首が傷つき、

産後2週間ほどでしばらく直母をお休みしていました。


この間は日中も全てミルク、たまに胸が張って痛い時だけ搾乳をしていました。


こちらも「母乳量が増えるのは生後100日まで。それ以降増やすのは難しい。

という事実を後から知りました。


一番頻回授乳を頑張るべき時期にしていなかったことも大きな原因だったと思っています。

夜間授乳の重要性も、生後100日までの大切さも、正直もう少し早く知っていれば、

もう少し母乳で頑張れたかもしれないな、と今振り返って思います。

ぐりこ

完ミに移行せざるを得ない状況になってから知ったので、
正直もっと早く知りたかった…!

完ミを決意した理由

①母乳がどんどん減り、娘がおっぱいを拒否するようになった


上記理由から、生後4か月に入った頃には母乳がどんどん減っていきました。


まだか弱い娘は、出ないおっぱいを必死に吸うのに疲れたのか、おっぱいを差し出すとギャン泣き。


泣きわめく娘を無理矢理おっぱいの前に持って行って咥えさせる、というのがしんどくて…。


(なんでこんな痛くて辛い思いをして、母乳をあげないといけないんだろう?)と毎回悲しい気持ちでした。

②頻回授乳がしんどかった


母乳はミルクより消化が早いため頻回授乳が必要ですが、


ただでさえ出産や育児で疲れ切っていた私は、一秒でも長く寝たい思いが勝ってしまい、


少しでも長く寝てくれるミルクを優先したいと思うようになりました。

ぐりこ

完母のママさん達、心から尊敬します…

③乳頭保護器が面倒くさかった


私は乳首が小さいほうだったので、最初から娘はうまく咥えることができず、お互いにストレスでした。


乳首を咥えやすくするため&傷ついた乳首を保護するために、

授乳の際には毎回、乳頭保護器を付けていました。


確かに乳首の痛みは緩和されるし、保護器がないと娘は母乳を飲むことが出来なかったので、

乳頭保護器には本当に助けられました。


ですが、毎回授乳の際にはわざわざ乳頭保護器を持ってきて、次の授乳までに洗って消毒して…

というルーティーンが私にはとにかく面倒くさくて心が折れそうでした。

ぐりこ

乳首の小さい私の救世主となってくれた乳頭保護器です。

④同時期に出産した友人が完ミに移行した


とはいえ、最後まで混合の夢を諦めきれなかった私。

実母も姉も完母だったので、まだ自分もできると思いたかったのです。


そんな時、同時期に出産した友人から「もう授乳しんどいし、完ミにしたよ」と聞き、なんとなくホッとして、

最後は潔く完ミを決意することができました。

完ミのメリット・デメリット


完ミに移行してから3か月が経過した今、完ミのメリット・デメリットを改めて整理してみます。


あくまで個人的な意見ですが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

メリット


①母親以外でもミルクをあげられる


唯一無二のメリットかなと思います。

母乳はママしかあげることができませんが、ミルクなら誰でもあげることができます。


私は睡眠が何よりも重要な人間なので、夜間のお世話も夫と一日おきに交代しています。


夫は母乳を言い訳にお世話を拒否することもできないので、だいぶ育児の負担は夫婦間でシェアできていると思います。


また、完母であれば何時間も赤ちゃんと離れることはできませんが、完ミであれば土日も夫や実家に預けて、

何時間でも外出することができます。

ぐりこ

たまに休日夫に預けてカフェで一人本を読んだりする時間は、
何物にも代えがたい幸せです

②おっぱいの痛みから解放される


母乳メインで頑張っていた時、おっぱいが張って痛かったり、お風呂に入ると母乳が滴ってきたり、

常におっぱいが熱を持っていて、自分の体じゃないみたいでとても辛かったのを覚えています。


完ミ移行翌日から胸が張ることもなくなり、痛みもありません。


出産前の自分の体に戻った気がして、すごく気分が明るくなりました。

③赤ちゃんに乳首を嚙まれない

生後6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんに歯が生えてきます。

そうすると、思わぬトラブルが。。

授乳中にギリギリと乳首を噛まれるんだそうです…これが、めちゃくちゃ痛いそうです。(想像しただけで痛い)

ママが痛がると面白がって何度も噛んでくるので、何事もなかったような顔をして耐えるしかないんだとか…。

完母の友人たちは声を揃えて「早く完母卒業したい!」と言っています。

生後6か月、意外と早いタイミングでこの試練が来るとは知らなかったです…完ミでよかったぁ…と思う瞬間でした。

④コーヒーやお酒を自由に飲める


これも嬉しかったです。

授乳中もコーヒーは一杯ぐらいなら問題ないと言われますが、なんだかんだ罪悪感があったり、

飲みたくても我慢したりしていました。


一人の人間として、飲みたい時に飲みたいものを飲むことができる幸せを嚙みしめています。

ぐりこ

自分が風邪を引いた時、気兼ねなく薬を飲める点も良いです。

⑤産後生理が早い


これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは人によるかもしれませんが、

次の妊娠を考えている方にとってはメリットだと思います。


授乳を続けている間はホルモンの関係で生理が戻りにくいのですが、完ミにすると生理が早く戻ってきます。


私も完ミ移行して二週間後、生後4ヶ月半で生理が戻ってきました。

デメリット


①栄養面が心配


私はこれが一番気になる点でした。


でも今のミルクは栄養面でもかなり優れていて、母乳かミルクかで赤ちゃんの成長に差があることはほとんど無いと知り安心しています。


むしろ母親である私の食生活が乱れすぎていて母乳の栄養が心配だったので、ミルクのほうが栄養バランス整っているのでは?と思ったりもします。


鉄分・亜鉛などの不足しがちな栄養素も、ミルクにはしっかり含まれているので安心です。

②ミルク代がかかる


完ミの場合、800gのミルク缶が約一週間で無くなります。月に約1万円、年間で約12万円の出費となります。


必要経費とはいえ、なかなか痛い出費ですよね…。


でも、賢く安く済ませる方法があるんです!


私は最近アマゾンで安いことを知ったのですが、もっと早く知りたかった…!

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③外出時の荷物が多い


これはミルク派の非常に悩ましいところです。

哺乳瓶、ミルク、お湯、湯冷まし等、どうしても荷物が多くなってしまいます。


お出かけをなるべく楽にできるよう、便利グッズを使って荷物を減らすようにしています。


私が実際に使っている外出時の便利グッズです。

★粉ミルク持ち運びケース

粉ミルクを1回分ずつ入れて持ち歩くことができるケースです。
外出の度にキューブタイプを使うとコスパが悪いので、粉ミルクをコレに入れて持ち運んでいます
また、夜のお世話にも毎日大活躍しています。寝る前にセットしておけばすぐミルクを作ることが出来ます!



★使い捨て哺乳瓶パック

旅行先でホテルに宿泊する時など、毎回哺乳瓶を洗って消毒するのが難しい時にとても便利です。
これがあれば哺乳瓶を何本を持っていく必要がないですし、荷物が最小限で済みます!
災害時にも役に立つので、一家に一つは持っておきたいです。

ぐりこ

実際に使っている人の口コミが参考になるので、
ぜひチェックしてみてね

③消毒が面倒


ミルクをあげおわった後は、哺乳瓶の消毒をしなければなりません。


熱湯消毒をしていた頃はとても面倒だったのですが、こちらの電子レンジ消毒ケースを買ってから格段に楽になりました!!


私の中の神アイテムです。本当にお薦めなので記事を書いてみました。良かったらこちらの記事を読んでみてください!

④災害時に不安


例えば大地震が起きて電気や火が止まってしまったらどうしよう…という不安は常にあります。


いざという時に焦らないように、必ず液体ミルクを家に常備しておきましょう。

二人目がもしあるなら…完ミ?


たまに、二人目がもし生まれたらどうしたいかな~と考えるのですが…


ぼんやりとですが、恐らく第一子と同じように最初の3か月ぐらいは混合で、

4か月目ぐらいで完ミに移行したいなと思っています。

ぐりこ

同じく完ミの友人も、第2子も完ミにしたいと言ってました。


本当は完母への憧れがあるのですが、夜間授乳を頑張れる自信が無くて…。


それと、乳首が小さいために、第一子と同様、毎回乳頭保護器を使わなければならないのであれば、

完母のメリット享受できないのです…(泣)


何より、授乳を誰かに代わってもらうことができるという安心感と、

睡眠時間をしっかり確保できることが一番ありがたいですね。

結論:私は完ミにして良かったです!


娘は生後半年を迎えましたが、今のところ体調を崩すこともなく、毎日元気に順調に育ってくれているので、

完ミにして後悔はしていません。


むしろしっかり睡眠がとれているので、私自身の体力も保てていて、日中は笑顔で娘と向き合うことが出来ています。


夫がミルクをあげたりお世話する時間も長いので、パパ見知りをすることもなく、夫も嬉しそうです。笑

どうしても母乳神話があるので完ミへの移行をためらってしまいがちですが…

自分自身の心身の健康を保つためにも、私は完ミに移行して良かったなと思っています。


この記事が、様々な理由で完ミ移行を迷っている方の背中を押せたら嬉しいです。

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